噺家

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噺家が旅の途中

山奥で鬼の集団に襲われます

「しがない噺家でございます、どうか命ばかりはお助けを」

「噺家とは何じゃ?」

「へぇ、バカバカしい噺で、お客様を笑わせる商売で」

「客を笑わせる?」

「さようで」

「ワシの手下共を笑わすことが出来るか?」

「笑わすことが出来ましたら、お助けいただけますか」

「いいだろう」

そこで噺家が手下の鬼に近づきますと

耳元で何やらゴニョゴニョとささやきます

「・・・ウフ・・・ウッフ・・・アハハ・・・アハハハハッ」

これを見た鬼の親分が驚いて部下に尋ねます

「おい、何がそのように面白い?」

「コイツ、さっきから来年の事ばっかり言ってます」

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